「トリミングのたびに震えてしまう」「爪切りのときに噛んでしまって、お店に申し訳ない」。そんな悩みを抱えていませんか。ほかのお店で嫌な思いをして、サロン選びに慎重になっている飼い主さまもいると思います。
この記事では、岐阜県羽島市・関市でトリミングサロンを運営するセカンドハウス(運営:有限会社 礎)が、トリミングが苦手な子・怖がる子・噛んでしまう子への進め方をまとめました。
Q. 怖がりや噛みぐせのある犬も、お願いできますか?

はい、ご相談ください。何が怖いのか、何が嫌で噛むのかを見極めて、その子が受け入れられるやり方を一緒に探していきます。
噛みぐせのある子でも、無理に施術はしません。そのため、よほどのことがない限り追加料金もいただいていません。ただ、犬も人も安全に施術できることを優先しています。たとえば高齢になって我慢が難しくなり、噛みついてトリマーがケガをするおそれが大きいと判断した場合は、お断りすることもあります。そのときも、おうちでできるお手入れのアドバイスや、日にちを分けて少しずつ進める方法をご提案しています。
Q. 初めての日は、どう進めるのですか?
まずは飼い主さまのお話をしっかり伺うところから始めます。いきなり施術に入るのではなく、その子のことを知ってから進めます。
カウンセリングでは、次のようなことを伺います。
- 普段のお手入れの頻度や、そのときの様子
- 苦手なこと、好きなこと
- 日常で気になっていること
- 今までのトリミングで不安なことはあったか
お話を伺いながら、ワンちゃんの様子も見ています。お手入れを進めていくと、「ここまでなら大丈夫」という許容範囲が見えてきます。そこから、その子の本当の性格をつかんでいきます。
無理に仕上げず、途中で切り上げることもあります
苦手なことは、無理に行いません。たとえば、シャンプーだけで終えてカットは別の日にする。汚れやすい部分だけを短時間でカットする。爪切りが苦手な子なら、爪は切らずにお返しする。こうした「今日はここまで」という終え方も、大切な一歩だと考えています。
途中で切り上げた場合は、状況と理由を飼い主さまにきちんとご説明し、ご理解いただけるようフォローしています。
Q. 「性格に合わせる」とは、具体的に何をしているのですか?
触れ方、体の支え方、褒め方、休憩の入れ方を、その子に合わせて変えています。同じお手入れでも、やり方を変えるだけで反応が変わる子がいます。
触れ方・支え方(保定)を変える
苦手なことがある子は、触れ方や体の支え方(保定)で反応が変わることがあります。いろいろな方法を試しながら、一番受け入れてくれるやり方を見つけていきます。
褒め方を変える
褒め方も、ワンちゃんによって伝わり方が違います。ゆっくり落ち着かせるように褒めたほうがいい子もいれば、テンションが上がるように褒めたほうが喜ぶ子も。反応を見ながら、その子に伝わる伝え方をしています。
休憩の入れ方を変える
トラウマがあるような子には、気分転換を兼ねて、短いペースで休憩を挟みます。一方で、休憩を挟むと集中が切れてしまう子もいます。その場合は休憩なしで仕上げて、終わってからゆっくり休んでもらいます。
Q. 怖がる子・噛む子には、どう対応していますか?

どちらも、最初にすることは同じです。「何が怖いのか」「何が嫌なのか」を理解することから始めます。
怖がる子の場合
怖がる理由は、子によってさまざまです。
- 特定のお手入れにトラウマがあり、その作業だけが怖い
- 触られること、人の手が怖い
- 水、風、音が怖い
- ほかの犬が怖い
怖いものがわかったら、その子に合わせて、少しずつ克服できるようにステップアップしながら進めます。ほかの犬が苦手な子には、ほかのワンちゃんと一緒にならないプライベートサロンの出逢いの森店(関市)という選択肢もあります。
噛んでしまう子の場合
噛む子への対応も、怖がる子と基本は同じです。何が嫌で噛むのかを理解し、その子が受け入れられる方法を探して、噛まずにできることを一つずつ積み上げていきます。
飼い主さまに、その子の好きなおやつを用意していただくこともあります。噛んでくる前におやつで気をそらしたり、できたときのご褒美にしたりするためです。
Q. 飼い主が、家でできる練習はありますか?
一番大切なのは「嫌がる前にやめる」ことです。短い時間で切り上げて、嫌な思いをさせないまま終わらせてあげてください。
「あと少しだけ」と続けてしまうと、我慢できなくなって嫌がったり、噛みついてきたりすることがあります。家で無理にお手入れを続けた結果、トラウマができてトリミングが苦手になってしまう。これは、私たちがよく見かけるケースです。
そうした傾向がある子には、「おうちでは何もしないでください」とお願いすることもあります。無理に頑張るより、まずは嫌な経験を増やさないことを優先してください。
「お手入れ講座」で、プロのコツを学べます

羽島店のドッグスクールでは、月に一度のマンスリー教室として「お手入れ講座」を開いています。ブラッシングや歯磨きなどを、ワンちゃんが嫌がらずにできる方法を、現役のトリマーが指導する講座です(各講座4,000円・税込)。
Q. うまくいかないときは、どこに相談すればいいですか?

トリミングのときに、気軽にトリマーへご相談ください。羽島店では、併設のドッグスクールと連携したご提案もできます。
お手入れのときに落ち着いていられるかどうかは、普段の過ごし方や、飼い主さまの接し方・声のかけ方で変わる部分も大きいものです。お店ではお利口にできても、おうちではうまくいかない。そんなときは、ドッグスクールで飼い主さまと一緒に練習する方法があります。
- 個別コース:個室でトレーナーとマンツーマンで学べるコース。刺激に敏感な子にも向いています(8,800円・税込)
- グループコース:同じ悩みを持つ飼い主さまと一緒に学ぶコース。初回はマンツーマンでカウンセリングを行います
詳しくはドッグスクールのページをご覧ください。
よくある質問
Q. 噛みぐせがあると、追加料金はかかりますか?
噛みぐせのある子は無理に施術しないため、よほどのことがない限り追加料金はいただいていません。料金については犬のトリミング料金相場|犬種別の目安と羽島・関の価格もご覧ください。
Q. 途中で終わった場合、残りはどうなりますか?
シャンプーだけで終えてカットは別の日にするなど、日を分けて進めることがあります。その日の様子と切り上げた理由をご説明しますので、次回の進め方もあわせてご相談ください。
Q. ほかのお店で断られたことがあっても大丈夫ですか?
まずはご相談ください。以前のトリミングで不安だったことや、苦手なことを伺ったうえで、その子に合う進め方を考えます。
Q. 飼い主がそばにいたほうが落ち着きますか?
施術中はお店でお預かりし、来店時にお伝えした仕上がり時間にお迎えに来ていただく形です。その子の様子で気になることがあれば、カウンセリングのときにお伝えください。
Q. シニア犬で、最近急に嫌がるようになりました。
高齢になると、今までできていたことが我慢できなくなる場合があります。シニア犬の進め方はシニア犬のトリミング|断られる理由と、負担を減らすケアでまとめています。
苦手な子こそ、「少しずつ」を大切にしています
トリミングが苦手な子・怖がる子・噛んでしまう子も、何が嫌なのかを理解すれば、できることを少しずつ増やしていけます。セカンドハウスでは、触れ方や褒め方、休憩の入れ方をその子に合わせ、無理なときは途中で切り上げる進め方をしています。
子犬の場合は子犬の初めてのトリミングはいつから?ワクチン前でもできること、サロン全体のことは羽島・関で犬のトリミングサロンに迷ったら|セカンドハウスが選ばれる理由でもご紹介しています。
執筆:セカンドハウス(有限会社 礎)/動物取扱業 登録番号:保管 第010136号・販売 第010166号・訓練 第010271号・譲受飼養 第010270号

岐阜県羽島市・関市にあるペットのお世話専門店セカンドハウスは、ペットホテル、グルーミング、老犬ホームなど、皆様の大切なペットたちをお預かり・お世話させて頂きます。